リアルホームを知ったきっかけは？

　リアルホームという会社はスーモカウンターからの紹介で知りました。以前はこの場所から車で10分位の所に住んでいましたが、海抜が低く、又土地が低い為か雨が降ると水に浸ってしまうという事も度々ありました。そこで土地を探し家を建築する計画を進めました。私は大手メーカーの鉄骨などを用いた工法より、従来の木の家を希望していたところ、スーモさんから『四日市に木にこだわる会社がありますよ。』とリアルホームの加藤社長を紹介されました。

リアルホームに決めた理由は？

　スーモさんではリアルホームの他にも紹介を受けましたが、他のメーカーは遠く打合せに通う事が困難でした。リアルホームは四日市なので打合せに通いやすいのも一つの決め手です。そして何度も打ち合せを重ねる中で加藤社長の人柄を知りリアルホームに決めました。加藤社長は木にも詳しく住む人の事を考え、無駄は省くという考え方。自分でも小屋を造っているので加藤社長の考え方が理解でき信頼が生まれました。
　家は住んで期間が経ってから手直しするもの。そして、その期間が長ければ長いほど良い家だと私は考えています。リアルホームの家は価格の割には良い家を建てていると思います。以前、四日市の日永で構造見学会をした事がありますが、沢山木を使用しているのには驚きました。筋交いが多く結束もしっかりしているので強度のある家だと感心しました。

リアルホームからの提案は如何でしたか？

　私の要望をラフスケッチし設計をお願いしました。リアルホームからの当初の提案は敷地の中にある井戸を建物の床下に入れて建築するというものでした。私が湿気が上がるから駄目だと伝えた為、当初の計画より50cm建物の長さを縮めました。間取りは大体希望を叶えて貰ったと思います。あとはアルミの建具の色や、壁、天井の色選びなど注文が多かったですね。

施工中の業者の対応は如何でしたか？

　特に問題はなかったと思います。私自身、工期を急いでいなかったので職人さん達も仕事を丁寧にして頂いたと思います。大工さんにはカンナの削り方など技術的な事を色々と教えて頂き参考になりました。

実際に建ってみて如何ですか？

　想像通りの家を建ててもらったと思います。家事導線や機能も考えて設計してあり、風呂やトイレ等の移動もスムーズで妻は便利だと思います。
　１階に畳の部屋を２つ（仏間４畳＋和室６畳）襖で区切ってありますが繋げて使用出来るようにしてあります。仏間はお茶のスペースとして使用出来るよう床の間を設置し、窓も明り取りの小窓にしてあります。
　玄関は来客用と家族用の２つ設置してあります。将来リビングを事務所として使用する為です。来客用の玄関は広い空間を取りました。玄関はその家の第一印象となる重要な空間ですから。いずれはホールクロック（大きな古時計）を置きたいですね。ただ靴を脱ぐスペースが狭かったのでもう少し広くすれば良かったかなと思っています。各部屋はごく普通かなと思います。
　リビングには私の希望でウォールランプ（壁に取り付ける照明）を設置しましたが、普通の照明とはまた少し雰囲気が違っていいですね。

アフター面は如何ですか？

　住んで１年になりますが大きなトラブルはありません。台所の床が少し浮いているのが気になる程度ですね。

今後、家を建てる方へのアドバイス

　家は５年先、１０年先を見据えて建てる事だと思います。人は必ず年を取っていきます。体力的に衰えた時の事を考えて建てる事が大切だと思います。年を取れば２階にはあまり行かなくなる。それならば１階のスペースを充実させる。間取りもどこの部分を優先するのかをしっかり検討して建てるべきだと思います。あと、大きな家具を入れる事を想定し、設計の段階から床を補強するなど対応しておくと良いと思います。我が家にはピアノがありますが、ピアノの下の床には４本基礎が延ばして補強してあり、２ｔまで耐えられる設計にしてありますよ。

　庭に建築中の小屋を見て『あの小屋を基礎から全て一人で造るのは凄い！』と感動しました。そして色々なお話を聞いていく中で感じた内田様の見識の広さと行動力には本当に感服いたしました。

本日は貴重なお話、本当にありがとうございました。

加藤社長よりコメント

　実は内田様には建物の配置で大変ご迷惑をお掛けしました。駐車スペースが狭くなってしまった事で改めてお詫び申し上げます。その内田様よりこのような有り難いお言葉を頂き心が痛い限りです。今後はこの様な事がないよう努めてまいります。これからもお客様に満足して頂ける“家づくり”に努めてまいる所存です。