お客様の声

私のこだわりは“私が暮らす為の私が企画する家を造る”でした。

四日市市松寺 笠井様邸

Information

 今回は四日市市松寺にある笠井様のお宅を訪問しました。
訪問前、笠井様のお宅を確認する為に車で家の前を通ったところ、屋根から透明な突起物がみえました。「あれは何だろう…?」と思いながらお宅を訪問。玄関には娘さんが飾られたという可愛いクリスマスツリーがあり、とても楽しい気持ちになりました。穏やかな笑顔の奥様が私達を出迎えてくれました。

リアルホームを選んだきっかけは?

 最初にリアルホームを知ったきっかけはスーモカウンターでした。実は、隣には笠井の両親が住んでいて、その隣のこの土地を購入していたので土地の確保は出来ていました。
 私は木が大好きでスーモカウンターで色々要望を伝えたところ、「木が好きならリアルホームさんへ行け。その要望を叶えるなら大手のメーカーでは無理」といわれました。
 そしてリアルホームを訪ね加藤社長と木の話で盛り上がりました(笑)。私はリアルホームで家を建てようと決め、その事を主人と義父に伝えたところ主人に「まず、ハウジングセンターに行きましょう」と言われてしまいました(笑)。ハウジングセンターに足を運び、大手メーカーに色々と要望を伝えたところ、やはり無理だと言われてしまいました。私が欲しいと要望するものは全て特注になります。企画が統一されている大手メーカーでは融通が利かず実現するのは困難でした。そこで改めて主人と義父にリアルホームで家を造りたいと気持ちを伝え納得して貰う事が出来ました。

リアルホームの提案や対応は如何でしたか?

 私のこだわりは“私が暮らす為の私が企画する家を造る”でした。だから私は自分で図面を引いたんですよ(笑)。家を設計する段階では何度もリアルホームさんの事務所に足を運びました。この家に引っ越してくるまでは、リアルホームさんの事務所の近くのアパートに住んでいたので、気軽に足を運ぶ事が出来ました。担当して頂いた方が女性の方だったので私の気持ちを理解してくれ本当に助かりました。色々な話が出来て本当に楽しかったですね。
 実は私がどうしても設置したかった設備にスカイライトチューブというものがありました。しかし認知度が低く、取り扱っているところが少なかったので半ば設置を諦めていました。そしたらたまたま菰野の道を車で走行していたところ、スカイライトチューブ看板が!!すぐに問い合わせをして加藤社長に相談しました。スカイライトチューブを設置する為には屋根には穴を開ける必要があります。加藤社長が直接、スカイライトチューブの社長と話をして下さり設置をする事が出来ました。

施工中の業者の対応は如何でしたか?

 施工中の対応も特に問題はありませんでした。逆に大工さんと色々と話をしながら施工したのでとても楽しかったですね。私が提案した事に対して「どうしてこんな風になるの?」と質問され、理由を述べると又、大工さんからの提案をしてくれる。そうやって造り上げた感じですね。私がホームセンターで購入した備品を取り付けてくれたり、既に決まっていた部分の変更をお願いしたりして、沢山迷惑をかけました。

一番気に入っている所や、こだわった所を教えて下さい。

 私はこの家を年を取って動く事が大変になった時の事を考えて設計しました。キッチンの広さやトイレは全て車椅子対応の広さで造ってあります。あと1階の浴室の側にトイレを2つ設置しました。だって朝の忙しい時に1階のトイレに誰か入っていたらわざわざ2階に行くのは面倒じゃないですか。又、部屋と洗面所の両方からトイレに入れるように扉が2つ作ってあります。
 キッチンには階段下のデッドスペースになる部分に収納スペースが設置してありますが、高さは私の背の高さで造りました。中に置いてある物は可動式になっていて、ワゴンのまま移動したり、掃除をする時の事も考えて設置してあります。またキッチンという事で防火の事も考え外壁を貼ってあります。見た目もオシャレですよ。
 なるだけデットスペースは作らず収納出来るように棚を設置して貰ったり、既存の家具や購入する収納家具などの寸法を測定して、その家具が収納スペースに収まるように工夫しました。やはり収納部分は見えないようにした方が、見た目はスッキリしますよね。私は“手抜きは合理的に。ズルはダメ”という考え方です。収納を沢山作る事で合理的に手抜きが出来ますね。
 あとリビングの出窓を1間分取り、1枚板を貼る事でひな人形などを飾ったりするスペースを設けたり、ロールスクリーンで仕切を作る事で来客時やプライベートな空間を確保する事が出来る工夫が施してあります。
 リビングのクロスも6種類のクロスを使い分けたり、雨の日でも快適に2階のスペースに洗濯物が干せる工夫をしたり。その都度、話し合い希望通りの家を実現する事が出来ました。この家は企画一辺倒の大手メーカーでは出来ないリアルホームさんでしか出来なかった家だと思います。
 ただ一つ後悔している所があります。これは私もリアルホームさんも大工さんも気付かなかったのですが、トイレと洗面所の間の通路の奥のスペースに収納家具を正面に向けて設置するつもりでしたが、トイレ側の枠の部分の幅を考慮せず施工してしまい、1㎜狭くて家具を正面に設置できませんでした。これが唯一後悔しています。

今後、家を建てる方へのアドバイス

毎日の生活の中で家の中に一番居るのは奥様(女性)です。色々なメーカーで“家事動線”と謳っていても、実際に設計しているのは男性が多いんです。男性目線で設計してある事が多いんですよ。設計の段階で自分が動く家事動線を思い描いて設計する事が大切だと思います。また、既存の家具を持って行きたい人は全て家具を採寸して、どこにどの家具を設置するのかをあらかじめ考えておくと良いと思います。

 インタビューを終え凄く考えさせられた事があります。
 “家創りって何だろう”と。マイホームという言葉がありますが、家に自分の生活を合せている人が多いのではないでしょうか。そうではなく笠井様のように自分の生活に合った家が本当にマイホームと呼べる家なのではないでしょうか。妥協を許さず、とことん自分の家造りにこだわった笠井様に大変感銘を受けました。
 “九州の父が手作りでタンスや飾り棚を送って来るのよ”と嬉しそうに語る笠井様。でもそのタンスや飾り棚のクオリティーの高さにとても驚きました。
 “私、木が好きなのよ”の言葉に表れたような本当に木の魅力がいっぱい詰まったお宅でした。貴重なお話、本当にありがとうございました。

加藤社長よりコメント

 笠井様には多くの事を教えて頂いたと思っています。
“家づくり”とは“思い出づくり”が大切と考えています。これからお客様が末永く住んで頂くには思い出がたくさん詰まっている家が一番大切な事だと考えています。これからもお客様一人一人に思い出が詰まった家づくりを目指して行きます。

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