三重県四日市市北町 谷様邸
本日は四日市市北町の谷様のお宅を訪問しました。 ２階の広々としたリビングから窓の外に目をやると前を遮る建造物もなく、開放感が広がり三滝川の四季を楽しめる素敵なお宅です。
リアルホームを知ったきっかけは？
以前はリアルホームから歩いて５分程の場所に住んでいて家から一番近い工務店でした。通勤の途中にもよく前を通っていました。それがリアルホームを知ったきっかけですね。他の大手メーカーの展示場等も色々と足を運んでいました。
リアルホームに決めた理由は？
何度かリアルホームに足を運びましたが、正直大手ハウスメーカーの様な洗練された設備等はありませんでした。しかし、リアルホームは使用している材質（柱やキッチンに使用している大理石等）や構造等、中身の部分にこだわりを持っていて、特に社長さんが自社で取り扱っている木材事を熱く語られ、その姿に凄く熱意を感じましたね。他の中小メーカーは後でも変えられるトイレや換気扇等、目に見えて分かりやすい部分を売りにしている会社が多かったので、リアルホームは他社と少し違うなと思いました。
リアルホームの提案や対応は如何でしたか？
私達の担当して頂いた方には本当に良くして頂きました。家を建てる時に社長さんと担当者の方がわざわざプレカット工場まで使用する木材の乾燥度を測って来てくれました。その姿勢を見て熱い思いを語られるだけの事をしてくれると感心しました。
建築中も大工さんに対して敷地内で飲食等をしない事を徹底されていて、ゴミ等が落ちている事はありませんでした。妻が仕事柄、他社の建築現場に足を運ぶ事があり、敷地内にゴミが落ちている事もよくありました。リアルホームはゴミを落とさない事を徹底しているなら他の部分もきちんとしているのではないかと感じました。あと、私（ご主人）が防災関係の仕事をしていて、熊本の震災の時に耐震強度はあったのに倒壊した家が多くあり、その時に「直下率」が重要であると感じました。その部分のわからない事の質問にもしっかり答えて頂き信頼出来ました。
実は見積りや家の設計図もある程度出来上がり、契約を決めた直後に他社で設計専門の方に良い間取りを提案され、リアルホームが設計した間取りの欠点に気付きました。随分、話が進んでいたので「今更全てを変更となると、嫌な顔をされるのではないか…」「もし、嫌な顔をされたら解約も仕方ないな」という思いでリアルホームに全てを伝えました。しかし、リアルホームの社長や担当者、他の社員の方全員が嫌な顔せず対応して頂き、設計から全部やり直してくれました。それから設計図が出来上がるまで３～４ヶ月付き合ってくれました。又、子供が小さい時にリアルホームの事務所でおもらしをした時も、「自分の家の様に思って下さい」と嫌な顔ひとつせず何事もなかったように対応してくれた時は感謝しました。
リアルホームに対しての不安は？
もちろん不安はありました。大手ハウスメーカーは余程の事がなければ会社が倒産する事は無いと思いますが、中小の工務店さんは長く住んだ時にちゃんとアフターフォローをしてくれるのか？５０年後、わが家が壊れた時に会社が無くなっていたら困るなぁ…って。リアルホームには２代目の方も一生懸命頑張っているので大丈夫だとは思いますが…
施工業者の対応は如何でしたか？
近い所なので建築中も頻回に足を運びましたが、挨拶もきちんとして頂き、特に問題はなかったです。大工さんもこだわりを持って仕事をしてくれていたと思います。当初、釘の打ち方が荒かった部分があって気になったので、担当者の方に伝えると次にはきちんと直っていました。
特にこだわった部分はありますか？
以前住んでいたのがマンションの１４階で遮る建造物もなく、窓を開けても人目を気にする事はありませんでした。家を建てても人目を気にする事の無い様に堤防のある北側にリビングを配置し大きな窓を設置しました。又、マンションの間取りが特殊で壁を抜いた広いリビングになっていたので、ＬＤＫは同等の広さを希望しました。
収納を多く設け、照明のスイッチは１箇所に集中させました。コンセントを多く配置し、配線は見えない工夫をしてあります。
リビングに設置してある収納は家具屋さんで購入した収納家具ですが、リビングの壁と一体化しているように設置してもらい、特注で棚板も作ってもらいました。実はキッチンに設置してあるカウンターも特注で製作して頂いたものです。照明に関しても名古屋にあるパナソニックのショールームに担当者が付き合って頂き、コーディネーターさんの意見を参考に明るさを測定して照明の配置を決めました。私達の要望に一生懸命に応えようとしてくれる姿勢には感謝しています。
あと、子供部屋も含め各部屋にクローゼットを配置していますが、子供の洗濯物など子供は自分の物を自分で片付けないですよね。結局、お母さんが各部屋の収納へ片付けなければならなくなります。それって凄く面倒ですよね。うちでは洗濯→物干し→家族全員の衣類を１箇所で収納するクローゼットまで考えて設計しています。
キッチンや風呂、洗濯場など生活導線を考えて設計してあるハウスメーカーは多いのですが、実は物干しの事まで考えているメーカーは少ないですね。うちではウッドデッキに物干し場を作り、リビングの窓から外に干してある洗濯物が見えないように配慮し、靴を履きかえなくても洗濯物が干せるようにしています。
住んでみて如何でしたか？
アフターに関しては、その都度わがままを言って対応してもらっているので不満はありません。１つ言えば１階の床も無垢にすれば良かったなと。意外にフローリングって傷がつくのですが私達には修理する術がないのです。２階のリビングも多分傷が付いているのだと思いますが、無垢だとあまり傷が目立たないので。
リアルホームに一言
自由度が高いという事はマニュアルが無いという事ですよね。私達は素人なので施工工程や引き渡しのスケジュールは分かりません。壁紙や設備など決めなければいけない事がどれだけあるのか。施工工程から引き渡しの流れまでのリストが欲しかったですね。地鎮祭や引き渡しの日など、お日柄を考慮すると平日も多く、共働きをしているので、１ヶ月ぐらい前に急に言われるとスケジュールを調整するのが大変でした。あと、見積りに少し時間がかかっていたのですが、途中で何も連絡がなかったので中間報告が欲しかったですね。
今後、家を建てる方へのアドバイス
実際に自分が住み始めたら「ここにこれを置きたい」とイメージしてから間取りを決めた方が良いです。「この棚にはこれを入れたい」と決めてから、棚板の高さや奥行きを決める。自分の暮らしにピッタリ合った家でないと注文住宅の意味がないですよね。トイレ、風呂、壁紙のデザインだけでなく、コンセントの位置や棚板の高さ、物干しやゴミ箱の位置までこだわって家を建てる事が大切だと思います。
（インタビューを終えて）
確かに「注文住宅」と言っても家に自分の生活を合わせている事が多いのでは…と思いました。自分の生活にピッタリ合った家でないと「注文住宅」の意味がないと言われた谷ご夫妻の言葉に非常に感銘を受けました。 貴重なお話、本当にありがとうございました。
加藤会長よりコメント
弊社の「注文住宅」は、お客様の要望を聞き、お客様の生活に合わせた住宅だと考えております。今後もこの信念に基づき本物の「注文住宅」を大切なお客様にご提案してまいります。また、数々のご指摘につきましてもありがたいご意見として真摯に受け止め改善に努め、お客様の満足度を向上させてまいります。
